ベビービョルンの抱っこ紐ハーモニーの付け方やたたみ方は？半年以上使って分かったメリット・デメリット。評判は？

現在8ヶ月の娘がいるママです。

抱っこ紐は、持っておきたい育児グッズのひとつですね。

抱っこ紐といえばエルゴベビーが有名ですが….
158cmの標準身長の私でも少しゴツく、フィット感がないように感じました。

そんな時に店舗で出会ったのが「ベビービョルンの抱っこ紐 ハーモニー」です。
新生児期から8ヶ月の現在も、現役で夫婦で愛用しています。

 

本記事では、「ベビービョルンの抱っこ紐 ハーモニー」を半年以上使い込んだ私が、メリット・デメリットを解説します。
上記に合わせて、付け方やたたみ方も紹介します！

ベビービョルン ハーモニーを検討中の方の参考になれたら嬉しいです！

ベビービョルン　ハーモニーの概要

ハーモニーは、ベビービョルンの最上位モデルです。

新生児から3歳まで長く使えること、対面（ハイポジション，ローポジション）・前向き・おんぶなど多機能で赤ちゃんの成長に合わせて4wayで使用できることが特徴です。
また、肩や腰に負荷がかからないように設計されています。

ただし、負荷がかからない分、しっかりとした設計でサイズは大きめです。

実際に使ってみて感じたメリット

新生児の時から半年以上実際に使ってみて、感じたメリットは6点です。

①一番のお気に入りポイントは着脱のしやすさ

着脱のしやすさは、購入の大きな決め手です。
抱っこ紐での外出中は、何度も着脱する機会があり、着脱しやすいかは抱っこ紐選びで大切なポイントです。

＼抱っこ紐の付け方を動画で見たい方はこちらから／

✳︎抱っこ紐の付け方
1.抱っこ紐を上からかぶる
2.背中側のストラップの位置を調整する（一度調整すればその後は必要なし）
3.ウエストベルトを締める
4.前面のバックルを外す
5.赤ちゃんを乗せる
6.前面のバックルを取り付ける
7.肩ベルトを調整し、赤ちゃんをぴったり密着させる
8.ヘッドサポートベルトを締める

💡着脱しやすいと感じた大きな特徴
✔️前面のバックル
✔️スライドで付けられるバックルの操作性

✔️前面バックル

ベビービョルンは前面に4つのバックルがついています。

そのため、片手で赤ちゃんを支えながら、もう片方の手で抱っこ紐を着けることができます。特に、首の座っていない時期は慎重になるので、前面バックルのありがたさを実感しました。

他のメーカーの抱っこ紐と比較したのが、以下の図。

参照元：Amazon

他メーカーの場合：背中側でカチッと両手でバックルをとめて固定することが多いです。
そのため、赤ちゃんを一旦ベッドに寝かせてから着けることのできない外出先では、少しやりにくいです。
身体の硬い私には、背中側に手を回すことが辛く感じました・・・

ベビービョルンの場合：全て身体の前側で完結するため、簡単に着脱できます。

 

✔️スライドで付けられるバックルの操作性

バックルの付け外し方は以下です。

付ける時は、外からスライドしてカチッとなるまで取り付けます。

 

外す時は、バックル横のボタンを押しながら外へスライドします。

一般的なカチッとはめるタイプのバックルではなく、スライドするように付け外しができるので、片手でもサッと取り付けられ、操作性がとても良いです。

②日本人にも合うフィット感

ベビービョルンはスウェーデン生まれですが、ハーモニーは日本人に合うように設計されています。
海外メーカーの抱っこ紐の場合、「肩ベルトが浮く」「ベルトが長すぎる」といったことが起こりがちですが、日本人向けに改良されていることは、評価できるポイントです。

公式サイトには以下の記載があります。

開発段階で日本人のパパママの声を反映。ベルトのサイズを調整することで簡単に男女で兼用することができるユニセックス仕様です。
参照元：babybjorn

写真（肩フィット）

実際に装着してみると、肩や腰へフィットしており、安定感がありました。
素材が程良く柔らかいため、身体に馴染みやすく着け心地が良いです。

③肩や腰への負担が少なく、疲れにくい

赤ちゃんの成長とともに、体重が身体にかかって疲れる…という悩みは多いですよね。

ベビービョルンでは、肩ベルトと腰ベルトで赤ちゃんの体重を分散して支えるため、身体への負担が少ないです。

・肩ベルト

肩ベルトは幅が広めで、分厚めのクッションが入っているので、肩に食い込むことがなく、楽ちんです。

・腰ベルト

バックル部分に分厚めのクッションがついているので、重さを軽減してくれます。

④３Dメッシュの生地で通気性抜群

汗っかきの赤ちゃんなので、抱っこ紐の通気性は重要視したいポイントです。
ベビービョルンの生地は、他社と比較しても特徴的です。

ベビービョルンは、赤ちゃんを覆う面は、全面３Dメッシュになっています。
生地の断面が立体構造になっており、360度どの角度からも風が入り込むようになっています。

特に夏場の抱っこは、密着することでより蒸れてしまいますが、熱がこもらない設計なので赤ちゃん側への負担もかなり軽減され安心です。

また、程良く柔らかい生地で伸縮性があるため、赤ちゃんにフィットする作りになっています。

⑤成長に合わせてサイズ調整ができる

ハーモニーでは、赤ちゃんの成長に合わせてサイズ調整ができるように、工夫されています。

・高さのサイズ調整

本体の内側のチャックの開閉で、本体自体の長さを調整できます。
他社では、ヘッドサポートの折り返しで高さを変えることが多いですが、ハーモニーでは本体自体の長さを変えられるので、便利です。

赤ちゃんの成長に合わせて抱っこの高さを調整できます。

新生児期（首すわり前）はファスナーを閉めてハイポジションに、4ヶ月（首すわり後）はファスナーを開けてローポジションに。

・脚ポジションの調整

脚元のファスナーの開閉で、赤ちゃんの足を開く幅を調整することができます。

赤ちゃんの正しい抱っこ姿勢を保つことは、重要なことです。
赤ちゃんの股関節は柔らかいため、誤った抱っこ姿勢で長時間抱っこしていると発達へ悪影響を及ぼすことも考えられます。

正しい抱っこ姿勢で、赤ちゃんが自由に足を動かせるようにしてあげましょう。

⑥おしゃれなデザイン

安全性や機能性はもちろん重視したいけど….やっぱりおしゃれな抱っこ紐を買いたい！

デザイン要素も、ハーモニーは素敵です。おすすめポイントは以下です。

✔️夫婦で兼用できる
✔️コーデを邪魔しないシンプルなデザイン
✔️肩や腰ベルトがゴツくない

現在のカラー展開は、6色です。

参照元：楽天市場

カラー展開は多くありませんが、ベーシックなカラーは揃っています。

私は、アンスラサイトを選びました。ブラックに近いダークグレーのような色合いで、洋服に馴染みやすく、とても気に入っています。

デメリット

実際に使ってみて気になるところもありました。デメリットと感じた点は2点です。

①畳んでもかさばるので、収納方法が難しい

肩と腰のクッションがあるため、折り畳んでもかさばります。
同等仕様の抱っこ紐でもコンパクトに畳めるものはないので、ある程度は目をつぶるしかありません。

私は、全体を丸めてから腰ベルトで留めて小さくしています。
そしてそのまま大きめのエコバックに入れるか、ベビーカー下の荷物入れに入れて持ち運びをしています。

専用のカバーがあるので、カバーを購入すると持ち運びに便利です。

＼抱っこ紐カバーを使うことも考えてみて下さい／

②よだれカバーの市販品の種類が少ない

抱っこ紐の肩べルトの部分は赤ちゃんの口元にちょうど当たるところです。
赤ちゃんが舐めてよだれが付きやすいので、衛生面からよだれカバーの購入を検討する方は多いと思います。

よだれカバーを使えば、汚れた時にカバーを洗うだけなのでお手入れが簡単です。

 

そこで意外と盲点だったのが…

ベビービョルンの抱っこ紐に取り付けれる市販のよだれカバーが少ないこと。

ベビービョルンの場合、肩ベルト側にバックルがあるため、取り付けられる長さが決まっています。
よくあるサイズよりも短いものでないと取り付けができないため、市販品の選択肢がすごく少ないです。

私は、デザインを邪魔しないシンプルなものが好きでできるだけ安価で…と探していましたが、探すのに苦労しました。

＼購入したよだれカバー／

＼公式のよだれカバーもあります／

他の人の評判は？ハーモニーの良い口コミ

ハーモニーを実際に使っている人が、良かったと評価する点を調べてみました。

①前面バックルを評価

ベビービョルンのハーモニー届いた！思い切ってピンクにしてみたけど、いい色💓
バックル前にあるし留めやすいし、いいなこれ。これで娘とお散歩するの楽しみ。

— あさ☺︎2y＋1m (@tokaitiho) January 27, 2023

抱っこ紐はベビービョルンのハーモニーに決めた！今日レンタル最終日だったからそれを使って娘(11キロ)とちっちゃい動物園行ってきた。コート着たまま乗せ下ろしできるのがほんと便利！

— ほのむ　2y♀&3m♂ (@oWDCtBRgKsse849) January 13, 2023

前面のバックルで着脱しやすいことを評価する口コミは特に多く見られました。

②メッシュ素材を評価

(9) ベビービョルンのハーモニー

ミニだと肩への重量が辛くなってきたので買い足したけど、腰ベルトで重量分散出来て楽！前で留めるから後ろに手が回らない私にはエルゴより付けやすくて助かってる😆
どうしてもバックル周りをペロペロしちゃうけど、ミニ同様洗濯してもメッシュだからすぐ乾いて最高

— しいたけ☺︎👶10m (@shiitake_1544) November 11, 2022

ベビービョルンの新商品ハーモニーを新着して保育園の説明会へ。このヘッドサポートはよくできてる。そして、脱着もしやすい、メッシュは柔らかい。メーカーとしても勉強になる。#抱っこ紐 #新生児 pic.twitter.com/Q5iCC1iFLY

— 🦄dad’cco＠子育て応援💎 (@dadcco) October 20, 2021

メッシュ素材であることより、通気性が良いだけでなく、洗濯してもすぐ乾く点が高評価でした。赤ちゃんが舐めても、気軽に洗濯できるところは助かりますね。

また、メッシュ自体も柔らかく、赤ちゃんにフィットしやすいところも評価ポイントでした。

③安定感を評価

うちの抱っこ紐は
ベビービョルンのハーモニー👶
使い慣れてきたら、安定感とても良い！

— 育児つぶやき@ゆう坊 (@8Bj02g) December 23, 2021

抱っこ紐が不安定だった問題(今まではエルゴのエンブレース貰い物で使ってた)は、ベビービョルンのハーモニー買って解決した🤗7kg超えてるけど、安定感すごくて長時間でもわりと余裕🙆‍♀️活動範囲が広がった🤩

— かぷ_6m←40w (@cp_baby_) January 6, 2023

海外生まれの抱っこ紐でありながら、日本人向けに改良されているため、日本人の身体にも合い安定感がある点を評価する口コミが見られました。

腰ベルトと肩ベルトで赤ちゃんの体重が分散されて、楽ちんに抱っこができます。

他の人の評判は？ハーモニーの残念だった口コミ

購入前に残念だった点を知っておくと安心ですよね。
ハーモニーを実際に使っている人が、残念だったと感じた点を調べてみました。

①小さく畳めないので、荷物になる

ベビービョルンのハーモニー、前バックルで割と気に入ってるんだけど、どうしても小さく畳めなくてゴチャっとなるただでさえ荷物多いし抱っこ紐ケープもあるから辛い…
小児科の待合でこの後キャンプ行くわみたいなガサついたデカい荷物とギャン泣きの赤子抱えてアタフタしてる人いたら私ですね

— ごみうま☺︎3m←39w1d (@gomiumamama) March 6, 2023

ベビービョルンのハーモニーを長時間外出用に買ったんだけど、上の子の時に使ってたエルゴと比べて、
・身体にフィットしやすい
・調整する箇所が多い
・背中べルトで付け外ししなくていい
（逆を言えば前から外すように脱げない）
・折り畳んでも結構嵩張る
ってのが初使用の感想

— みぃ (@_tef_tef_) November 2, 2022

小さく畳めないので、子連れで荷物が多い中、さらに荷物が増えることを不満に思う意見がありました。

ハーモニーのようなキャリータイプの抱っこ紐は、安定感があり抱っこが楽な分、どうしても抱っこ紐自体が大きくなってしまいます。

抱っこが楽だから…と、ある程度の割り切りは必要です。

＼抱っこ紐カバーを使うことも考えてみて下さい／

②ベルトが長すぎて邪魔になる

ベビービョルンのハーモニーを購入したのですが、調整するサイドのヒモが長くてちょっと邪魔だな〜と…😭😭
みなさんどうやってこのヒモをコンパクトに畳んでますか？？💦

— ☆なら☆1y2m←38w (@nara_mama0125) February 20, 2022

ベルトが長すぎるという意見がありました。
特に小柄な女性や月齢が小さい時ほど、ベルトが余ってしまい、気にかかるのかもしれません。

母：158cmの標準体型、子：8ヶ月の場合

標準体型で標準身長の私でも、ベルトは少し長いと思います。
私は特に気にせず、このまま垂らした状態で使用していましたが、長すぎると引っ掛けてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

対策として、ベルトループに引っ掛けて、ゴムでまとめるのがおすすめです。
イス脚に使う靴下のようなカバーをつけて、対処している方もいましたよ！

おすすめする人、おすすめしない人

ベビービョルンの抱っこ紐 ハーモニーをおすすめする人、おすすめしない人は以下です。

外出時の抱っこ紐は、ベビーカーよりも身軽さゆえ、出番は多いです。

・エレベーターを探す手間＆待ちの時間がなくなる
・階段でも坂でもスイスイ歩ける
・雨の日の外出も余裕
・人混みの多いところでも動きやすい

出番が多いからこそ、使い心地で選んでいただきたいです。

着脱も簡単、楽に抱っこができるハーモニーは、
半年以上使ってみて文句なしの使い心地です！

メリット・デメリットを含め、本記事がハーモニーを購入している方の参考になれば嬉しいです！